「必ず増額」などの成果保証には注意する
「依頼すれば必ず示談金が増える」「必ず〇〇万円以上になる」といった表現は、実際に実現できるかどうかを確認できない約束です。このような実現不能な約束を強調する情報は誤解を招く恐れがあり、検索広告の表示基準でも問題視されるケースがあります。示談の結果は事故の状況やケガの程度、個別事情によって大きく変わるため、一律の成果を保証できるものではありません。確実な結果を約束する言葉よりも、自賠責や慰謝料の仕組みを具体的に説明してくれるかを重視しましょう。交渉の進み方も事例によって異なるため、急かす表現には注意しましょう。
「無料相談」の条件と費用の仕組みを確認する
無料相談でも相談時間の範囲や対応内容は事務所によって異なります。相談が無料でも、その後の着手金や報酬の仕組みが不明瞭では安心して任せられません。事前に相談時間の長さ、費用の説明がいつあるか、必要な書類は何かを確認しておくと、当日の相談がスムーズになります。条件を明示しない「無料」や「高額保証」の言葉に飛びつかず、説明を書面で確認できる事務所を選ぶことが大切です。
情報の裏付けと見極め方を知る
情報を集めるときは、実在の制度や手続きに基づいた説明があるかを確認しましょう。たとえば「近くのおすすめ弁護士リスト」と示しながら実際のリストを提示しない情報は、具体的な根拠がない可能性があります。過失割合や賠償額の判断は専門的な法律判断を伴うため、記事や広告の情報だけで結論を出さず、実際に弁護士へ相談し、自身の状況を伝えた上で判断することが重要です。判断に迷う場合は、複数の情報源で内容を照らし合わせることも有効です。根拠が明示されていない説明は参考程度にとどめましょう。
相談前に準備しておくこと
相談を有意義にするため、事故の日時や場所、相手の連絡先、治療経過、保険会社とのやり取りをまとめておきましょう。初回相談では自分の状況を正確に伝えることが第一歩です。焦って契約せず、複数の事務所の説明を比較し、納得できたところを選ぶことが安心につながります。依頼後の連絡方法や示談交渉の進め方も事前に確認しておきましょう。最終的な判断は、専門家に直接相談し、自身の事情に合った説明を受けてから行いましょう。