RACは素材の要約であり、訴求文ではない
RAC(referrerAdCreative)は、配信する広告素材の内容をGoogleに伝える申告です。パブリッシャー向けポリシーは、この申告が不正確であることを「許されない行為」に挙げます。資料の重大例では、実素材が「We're hiring, $100/hr IT Jobs」なのに、RACは「High paying IT jobs」などでした。給与額と採用事実が抜け、素材の理解が変わる点が問題です。年収を「高給」と言い換えて金額と募集の有無を消していないか、素材とRACを突き合わせます。不実申告ポリシーは、情報が正確・完全で、誤解を招く省略がないことを求めます。
通常例と重大例の分かれ目
| 判定区分 | 重要情報の扱い | 違反カウント | 資料内の実例 |
|---|
| 通常例 | 意味が保たれ、欠落がない | 5件で1ストライク | 「Cheap cruises…」→「Affordable cruises…」 |
| 重大例 | 重要情報を省略・歪曲 | 1件で1ストライク | 「We're hiring, $100/hr IT Jobs」→「High paying IT jobs」 |
重大例は1件で1ストライクなので、給与額・採用事実の欠落は通常例より優先して直します。表現の短縮ではなく、素材とRACの意味の一致が基準です。
募集主体とオーディエンス制限の境界
求人・採用サイトは、条件付きでオーディエンスを限定できる広告領域です。米国政府広告主がBFOQ(業務遂行上必要な真の職業資格)に基づく例外は米国法上の概念で、日本の求人にそのまま適用されません。
公開前に見直す3点
素材と申告文を並べます。
- 募集主体を明示し、採用代行でないのに「本日採用中」と名乗らない。「採用を確約する」とも書かない。
- 給与額と募集の有無を、素材とRACで揃え、「高給」に置き換えない。
- PIFに誤クリックを誘う文言を置かず、内容の焦点にしない。検索広告は検索結果ページのみ、検索語の事前入力リンクは禁止。広告数は検索結果数を超えず、PC3・モバイル2ユニットまで。
確認できる範囲と限界
根拠はGoogleのパブリッシャー/AFS関連ポリシーの中国語版抜粋・要約で、公式日本語版の逐語確認ではありません。ポリシーは改定されるため、公開・入稿前に公式ヘルプの最新版を確認してください。日本の労働法令・在留資格・市場統計は資料になく扱いません。本記事は法的助言ではなく、個別判断は公式ポリシーや専門家確認によります。