STEP1 手元の書類を一枚にまとめる
保険証券、重要事項説明書、更新案内を一か所に集め、契約者、対象車、補償名、保険金額、免責金額、更新日を横並びの表にします。家族の契約も同じ表にまとめ、契約者・対象車・更新月がばらばらでも重複が見えるようにします。主契約の補償と特約は分けて書き、特約は付いている契約側で確認します。書類が見つからないときは、代理店・ダイレクト・共済など契約形態に応じて契約先の窓口へ再発行や確認方法を問い合わせます。書類が手元にあり自分で照合できる人向けの手順です。判断に自信がない場合は、契約先への確認を前提にしてください。
STEP2 重なりやすい組み合わせを照合する
補償の重複とは、同一の損害に対して複数の契約が支払対象となり得る状態を指します。次に、その組み合わせを照合します。候補は、世帯内の他の自動車保険、自動車共済、クレジットカード付帯の傷害補償、生命保険や傷害保険の特約などです。ただし補償名が似ているだけで重複と決めず、支払対象となる損害、支払条件、保険金額、免責金額を約款と重要事項説明書で確認します。カード付帯や以前加入した共済は失念しやすいため、カード会社の規約や共済の契約書も確認対象に加えます。
STEP3 外す前に確認する3点
外す候補は、同じ損害に同じ支払条件で重なり、残す契約の保険金額と免責金額で不足を補える場合です。ただし最終判断は約款で行います。外す前に確認するのは3点です。①実損払いか定額払いか。重なったときの意味が変わるため、金額の大小だけで外す判断をしません。②免責金額と保険金額の組み合わせ。外した後に自己負担が増える範囲を確認します。③更新日と解約日の前後関係。変更や解約の反映時期をまたぐと無補償期間が生じ得るため、更新前に契約先へ反映日を確認します。判断に自信がない場合や約款に書かれていない運用は、契約先の窓口へ確認してください。
まとめ
本記事は一般的な棚卸し手順であり、最終判断は契約内容・約款・契約先の説明によります。保険料・等級・商品選びは扱いません。地域や契約形態で手続きが異なるため、確認できない事項は契約先へ問い合わせてください。判断がつかない補償は、いったん残して更新し、次回までに契約先へ確認する方法もあります。