契約前に確認したい4つの項目
決算申告や税務顧問を任せる前に、次の4点を書面で確認しましょう。説明だけでなく、書類として提示されるかが判断の分かれ目になります。
- 事業者表示と登録の開示:法人名、所在地、代表者名、登録番号などがホームページに明記されているか。事業者情報を曖昧にしたまま勧誘する対応は警戒の目安です。
- 料金体系と契約書:顧問料や決算申告料の範囲、追加費用の発生条件が書面で示されているか。口頭のみの説明には注意しましょう。
- 個人情報の取扱い方針:会社の財務情報や従業員情報を預けるため、プライバシーポリシーが明示されているかを確認します。
- 成果保証表現の有無:「必ず節税できます」「税務調査に絶対に通ります」といった断定表現がないか。あれば契約は見送るのが安全です。
危険な広告表現の見分け方
税務・会計の結果は経営状況や法令の適用によって変わるため、節税額や調査結果を保証する表現は成立しにくいものです。「確実」「絶対」などの断定言葉や短期間での大幅な節税を謳う広告には注意が必要です。Googleのパブリッシャーポリシーでは、虚偽・不実・欺瞞的な情報で商品やサービスを宣伝する行為が禁止されており、誇大表現が典型例として挙げられています。提供者やコンテンツに関する情報の虚偽表示・隠蔽も禁止されており、会社概要や問い合わせ先が曖昧なサイトは慎重に判断しましょう。財務計画・管理サービスなどは広告の限定対象カテゴリに含まれ、借金や信用格付けなど否定的な財務状況に基づく個別化広告も禁止されています。成果保証型の広告は、こうした観点から見てもリスクが高いと言えます。
次の行動:無料相談と複数社比較
ホームページの印象だけで決めず、複数社の無料相談を利用しましょう。相談では、説明が具体的か、料金表や契約書を提示するか、質問に誠実に答えるかを確認します。書面が整い、契約を急がせない会社を候補にしましょう。契約を急がせる営業があれば、その時点で候補から外すのも選択肢です。
本記事は特定の税理士法人の推奨・比較評価を行うものではなく、料金や制度の詳細は各社の書面と担当者への個別確認が必要です。最終的な税務判断は、税理士などの資格者への個別相談をおすすめします。