広告に潜む赤信号
「勝訴・増額を保証します」「着手金0円」などと謳う広告を目にしても、その言葉を鵜呑みにするのは危険です。Googleの広告・コンテンツポリシーでは、実現不能な具体的約束や不合理的に安い提示は重大な違反例、実在しない情報の提供は普通の違反例とされています。身分や提携を偽る内容にも広告は配信されません。つまり、こうした表現は広告上も問題視される典型的な赤信号です。ただし、あくまで一般例であり、すべての広告が違反するとは限りません。広告は依頼先選びの入口に過ぎず、その後の裏取りが重要になります。
依頼前に確認したいポイント
広告の言葉を基準に、依頼前に確認すべき項目をまとめました。
| 広告の典型表現 | Googleポリシー上の問題 | 依頼前に確認すべき点 |
|---|
| 勝訴・増額を保証 | 実現不能な約束・誤解を招く主張(重大違反例) | 過去の実績と根拠資料、成果報酬の条件を書面で確認 |
| 着手金0円・最安値 | 不合理的に安い提示(重大違反例) | 着手金・報酬金・実費の内訳を書面で明示してもらう |
| 裏付けのないランキング | 実在しない情報の提供(普通違反例) | 選定基準と掲載事務所の実在を確認 |
| 弁護士と偽る・提携を装う | 身分の不実表示・提携の不実示唆 | 弁護士会の登録情報で本人・事務所を確認 |
初回相談で聞くべきこと
初回相談では、着手金・報酬金・実費の費用体系を書面で説明してもらい、過去の実績の根拠や過失割合への対応方針を具体的に聞きましょう。相手保険会社との示談交渉が本格化する前に依頼先を決めたい方は、交渉の進め方と見通しの期間も確認すると安心です。複数の事務所で比較し、説明の分かりやすさや方針の違いを見比べるのも有効です。なお、勝訴や増額の結果は決して保証されず、報酬や制度は地域・時期により異なります。
情報の裏取りと専門機関への相談
判断の最終材料は広告の言葉ではなく裏取りです。個別の法的判断は弁護士や弁護士会への直接相談が必要です。日本の弁護士広告規程の条文は本稿の根拠資料に含まれないため、正確なルールは外部で確認してください。ランキングの選定基準や掲載事務所の実在は、弁護士会の登録情報などで裏取りしましょう。書面での費用明示と対面での説明を重視し、結果保証のないことを理解した上で依頼先を選ぶことが、事故後の不安を減らす近道です。