こんな頭痛はすぐ受診を
「いつもと違う」と感じる頭痛が、受診の目安です。次のいずれかに当てはまる場合は、ためらわず医療機関に相談してください。
- 突然、今までにない強さで起こった頭痛
- 数日かけて少しずつ強くなる頭痛
- 手足のしびれ・麻痺、言葉のもつれ、意識がぼんやりする
- 高熱とともに首が硬く痛む
- 頭をぶつけた後に始まった頭痛
- 頭痛とともに嘔吐を繰り返す
これらの項目は一般的に警戒すべきとされるサインであり、診断を確定するものではありません。妊娠中や持病がある方は、軽い頭痛でも早めに医師に相談しましょう。
様子を見てよいケース
市販薬で改善し、普段と変わらない軽い頭痛は、短期間なら様子を見てもよいケースです。ただし、次の場合は受診を検討してください。
- 1週間以上続く、繰り返す頭痛
- 市販薬が効かず、日常生活に支障がある
- 痛みの場所や性質が今までと違う
普段から頭痛が続く方も、痛みのパターンが変わったら受診の目安になります。自己判断で市販薬を飲み続けると、症状の変化に気づきにくくなります。改善しない場合は早めに医師へ相談しましょう。頭痛の記録をつけておくと、受診時の判断材料になります。
受診先の選び方
診療科が分からない場合は、まずかかりつけ医に相談し、必要に応じて専門科を紹介してもらう流れが一般的です。脳神経内科・脳神経外科は頭痛を診る専門科ですが、施設ごとに受付状況が異なるため、事前に確認しましょう。一部の医療機関には頭痛専門の外来もあります。夜間・休日で受診が必要な場合は、救急外来や休日診療の窓口に連絡する選択肢もあります。受診が難しい場合は、オンライン診療に対応している医療機関もあります。
受診時の伝え方
いつ始まったか、どんな痛みか、随伴症状、使用した市販薬をメモして伝えると、診察がスムーズになります。痛む時間帯・頻度・強さの記録があれば、併せて見せるとよいでしょう。痛みの強さを10段階で伝えるのも一つの方法です。
さいごに:無理せず医療機関へ
本記事は診断の代替ではありません。症状が続く・悪化する場合や、激しい頭痛が突然起きた場合は、記事の内容にかかわらず医師に相談してください。医学的事項は執筆時に学会・公的機関の資料で裏付けています。情報は執筆時点のものです。