『合格保証』はなぜ疑うべきか
入学の合否は、学校側の選考基準や募集定員によって決まります。留学サービスはその選考に代わって結果を決めることはできません。それにもかかわらず合格を約束する広告は、「実現不能な約束」にあたる可能性があります。Googleの広告ポリシーでも、入学を約束することは重大な違反例として挙げられています。具体的かつ明示的に実現できない約束は、広告ポリシー上も重大な違反例として扱われます。合格保証を額面どおり信じる前に、その約束が代理店の力で実現できるものかを冷静に見極める必要があります。
広告で注意すべき3つの表現
留学サービスの広告では、次の3つの表現に注意が必要です。
- 合格保証:実現不能な約束の典型で、まず疑うべき表現です。この約束が実現可能かどうかが、信頼性を見極める第一の基準になります。学校の選考が絡む以上、合格そのものを約束できる代理店はありません。
- 極端に安い料金:存在しない特典やサービスを約束する広告は禁止されており、相場とかけ離れた価格は誇大表現の可能性があります。
- 身元不明の勧誘:学校そのものと誤認させる表示は、身元の虚偽表示になるリスクがあります。運営者名が確認できない広告は避けましょう。
契約前に確認すべき3項目
契約する前に、次の3点を書面で確認しましょう。
- 運営主体と提携関係:正式な提携校と運営者名を書面で確認します。学校側に代理店の登録を問い合わせるのも有効です。
- サポート範囲と料金内訳:相談から出願、入学手続きまでのどこまでが含まれるか、追加費用の有無も明記してもらいます。
- 実績の根拠:合格実績を示す場合は、対象期間や人数の出典を尋ねます。説明できない数字は参考にしないほうが安全です。
すべて書面で残してもらうことが、後々のトラブルを防ぐ近道です。
まとめ
広告の言葉だけで判断せず、公式情報と契約書に基づいて選びましょう。合格保証には実現不能な約束のリスクがある点を忘れずに。広告ポリシーは変更されうるため、最新情報は公式ページで確認してください。本稿は特定事業者の評価や手数料相場を扱いません。不安があれば、消費者相談窓口などの専門機関に相談しましょう。契約書や見積書は、後から確認できるよう大切に保管しましょう。